ポンコツOLのゆる記録

孤独なポンコツOLが、ただ好きなものや日々のことを書いていくだけのブログです。

引っ越しがしたい

 久々にはてなブログを開く。
まとまった時間も、色々話したいこともたくさんあったのに、文章を書いていると客観的に現実の自分と向き合うことになってしまって、それが怖かった。最近は少しずつ心の平穏を取り戻しつつあるので、リハビリも兼ねて駄文を書き留めておこうと思う。

 

近況報告

 2か月以上触れてこなかった間に、適応障害になって休職して、職場復帰をした。残業ガー休みガーということも無いのに、ただ自分の能力があまりに低くて、生活も心もハチャメチャに荒れてどん底におちて、限界で、理解ある上司に休みを取らせてもらった。正直(今も)終わりのない繁忙期なので1人でも欠けると業務に滞りが出るような状況だったので休日出勤とサビ残で対応した、と復職してから聞いて、大迷惑を周りにかけてしまったなという後悔しかしていない。が、あのまま無理して働いていても、体調不良でほぼ有給を消費するような状況が良くなることは決してなかっただろうなとも思っているので、本当に自分は弱い人間である。

 

 休職中は半分以上泣きながら布団にくるまって引きこもっていたので、夏の思い出というものは殆どない。強いて言えば、東京の両親に会いに行き、家族と盆を過ごせたくらいだろうか。ああ、あと日帰りで福井にも運転してきた。写真もたくさん残っていて、その瞬間は楽しかったのだろうが、記憶がほぼ無いのでそこだけ頭にもやがかかっているような状態である。

 というか復職して脳のリソースの8割を仕事に割いていると、毎日を生きることに残りを使ってしまうので、仕事以外の記憶がぼろぼろと零れ落ちていくようになった。楽しかったはずの思い出や記憶が「不要」と判断されて消えていくことが本当に空しく悲しい。心が壊れる前は何年も思い出を大切にしていたし、友人との何気ない会話すら覚えていたのに、もう何も思い出せない。目を閉じて眠りにつくときも、頭に浮かぶのは翌日の仕事のスケジュールやその日のトラブル管理のことばかり。怖い。

 

 それから、あんなに喜んでいたはずのカメラマンの仕事は辞めた。通勤に往復4時間かけても得られるのは1時間分の給与と交通費だけということが続いて、全くもってコスパが悪すぎる上に、当初契約していた撮影場所が無許可だったということに対する運営への不信感、代わりの場所があまりに遠くなりすぎて物理的に通えないという問題が積もりに積もったので、自分の心の安静に全て充てることにした。時は金なり。
 ちなみに今だから言えるがこの5時間+現像時間(無償)で5000円以下はざらだった。知人のカメラマンに話したら「イかれてるよそれ」とのことだったので、本当に辞めて正解だった。

 

引っ越しがしたい

 休職と復職を経験して改めて思ったのは「田舎の一人暮らしは、私には向いていない」ということだった。小さなスーパーと畑と田んぼ以外何もない、車がないとコンビニすら行けないような田舎に住み3年半になるが、やや都会で育った私に、男女交際とパチンコくらいしか娯楽のない土地での独居はあまりに向いてなさ過ぎた。就職活動中に通勤時間の満員電車で過呼吸になったことがトラウマになりすぎてわざわざ田舎に来たのに、まさかこんなに詰むとは思ってもいなかった。

 逆に今までが恵まれすぎていたのかもしれない。が、その恵まれていた環境がベースになっているので、それ以下の水準で生きるのがあまり肌に合っていないのだろう。

 生まれ育った街を飛び出したときの目論見では、今頃新しい友人や交際相手と公私ともに充実した田舎OLライフを過ごしている予定だったが、現実とは甘くはないようで、適応障害持ち・親しい友人は県外・交際相手なし・薄給・無資格のダメOLが鏡に映るだけである。そもそも社会人にもなって新たな人間関係を構築するためには、趣味なり何なりでの集まりが無いと厳しいと思うのだが、ここには何もない。というのも、狭く、既に出来上がっている人間関係で満足している人間がほとんどだからである。他所から来た人間は排除されがち(というかそもそも視野に入っていない)なので、私には居場所も人脈もない。孤独を埋めるために始めたカメラマンの仕事も上記のとおりである。

 

 それと、復職してから気付いたのは、弊社はやはり男尊女卑思考が強いということである。私自身、以前から無意識のセクハラ発言などで何度か上司と衝突してきてはいたが、数少ない女性社員に対する揶揄が多すぎるのだ。年齢のことだったり、体型のことだったり、容姿のことだったりとその時々によって変わりこそすれど、数日に1回は必ず誰かは言われている。慣れてしまっていたから麻痺していたけれど、一度離れていたから余計に顕著に感じてギョッとする。良い年した大人が異性に対して「25になって彼氏の1つもいないなんて行き遅れ」「君はかわいくないんだからその分仕事に精を出さなきゃね」と平然と言うのが気持ち悪い。
 大して美人なわけでも無いのにプライドばかりが高い女だ、と馬鹿にされるかもしれない(実際に言われた発言である)。女子校育ちの気が強い学生時代を送ってきたことで性差での茶化しに触れずに済んでいたわけで、男性社会ならば女性は揶揄されても仕方なしという考えにも反吐が出る。弊社だけなんだろうかとも考えたが『田舎なんて大体そんなもんじゃない?』と言われて、じゃあ自分は田舎ダメだなと更に強く思ってしまった。

 

 そういうわけで、私は今猛烈に転職がしたい。職を変えたいというよりも、最早このクソみたいな田舎から逃げたいという気持ちの方が強い。田舎だって悪いことばかりではないことは分かるが、自分にとってはメリットよりデメリットの方が多いのだから仕方ない。転職して都会の方に行けるように、まずは資格試験の勉強するしかないなあ。大人になってからの完全にゼロからの勉強ってとても大変だけど、これも成長とメンタル安定のため(自己暗示)。

 

 というわけで久々の愚痴っぽい長文駄文でした。前の記事から随分時間が経って生活も机の配置も変わって色々立て直しの最中ですが、たまにまたこうやって近況報告とちょろっと書いていけたら良いな。おやすみなさい。